通信制大学は自宅で学べる大学です。スクーリングと科目試験には通学しますが、最近ではスクリーングがなく試験がネットで受けられる大学も増えています。保育士、認定心理士、日本語教師等の資格取得が可能です。
通信制大学は、どんなところなのか、よく知らない方も多いのではないかと思います。通学するのと、通信制大学に通うのとでは、どのようなメリット・デメリットの違いがあるのでしょうか。進学先に悩んでいたら、少しでも参考になればと思います。
今では、常に20万人以上もの人が通信制大学を使用していて、通信の発達は、学びのスタイルを大きく変えたと言われています。しかし、そもそもなぜ最近になって通信制大学が人気になってきたのでしょうか?また、通信制大学を選択するのをおすすめする人を紹介していきます。通信制大学はどのような人たちに利用されているのでしょうか?
私立の大学では、全日制の大学もあれば通信制大学が備わっているところもあります。そのほか、全日制がない通信制大学専門のところもあります。通信制大学では自宅で勉強することが主となり、ときどきスクーリング授業として月に1度ほど学校に足を運んで勉強を受けに行くだけで、本来の授業はテレビやラジオ、最近ではインターネットのウェブサイトから視聴できる動画で受けられるようになっています。自由な時間帯で勉強することができるため、仕事をしながら学ぶ人もいれば、子育てしている専業主婦のなかでも何か資格を取ろうと勉強する人がいます。全日制の大学と比べて学費も安いところが多いので、大卒の学歴を得ようと学士を取得するために利用する人もたくさんいます。
通信制大学で勉強するには、学費が安いところと、自由な時間マイペースに勉強することができるメリットがあります。しかしその反面、デメリットもあるため、そのデメリットも十分に把握することが大切です。通信制大学のデメリットは、わからない問題が見つかれば全日制の場合は、すぐに教えてもらえる教授や講師が教室にいますが、通信制大学の場合、それは難しくなります。教えてもらうことができるとしても、すぐに教授に聞くことができるわけではなく、メールや手紙を送って問い合わせる方法となり、返事も早くて1週間ほど経ってからとなる場合があります。そのほかのデメリットでは、モチベーションを一人で維持させなければならないことで、一人で勉強する孤独に耐えなければなりません。そのため、本当に勉強にやる気が無ければ、継続させることが難しいといわれています。